夏・涼一味

夏は和で楽しみたい!そんな方が最近増えてきましたね。
蒸し暑い日本の夏を上手に過ごすことが出来るのは、日本人の知恵ですから。
2007年の夏も、「和」で「涼」を感じましょう。


「和」のテーブルは、マイナスのコーディネート!

華道、茶道、書道、などなど日本の伝統芸能と同じ、余分な物を省いて省いて、その空間を演出するのもポイントの一つです。
その為、かえってセンスが必要になるのです!!
自分でコーディネートしていると、ついついあれもこれもと並べて空間を埋めたくなってしまうもの・・・。
やはり、何度やっても勉強になる「和」のレッスンだなーと思いました。



今回も、和服、浴衣でいらした方々、みなさん本当にステキでした。ありがとうございました。普段和服の方は浴衣に、浴衣を和服風に、いろいろな着方を楽しめました。
和菓子の実習の時には割烹着を着た方もいらっしゃいました。いいものですね〜。


■和菓子の実習■
錦羊羹「水面(みなも)」です。
菓子名は私が命名しましたが、和菓子は自分で名前を付けても構わないもの。みなさんオリジナルの名前でもいいんですよ。
淡雪の上に寒天、中に小豆と抹茶寒で作ったもみじを浮かべました。寒天の温度使いが難しかったですが、楽しかったですね。和菓子って使う材料も少なく、工程もそれ程難しくはないのですが、温度とスピード勝負って分かってもらえましたでしょうか?



佐倉先生の手にかかるとこんなにステキに!!!
以前のお正月レッスンで実習した「あわじ結び」、お正月のお箸袋だけかと思ったら、
こんなところで、こんなに涼しげに表現できるんですね。
本当に本当にステキでした。