夏・和と涼を楽しむ

2005年の夏は、和をテーマにしたレッスンです。
今年あちこちで見られる手ぬぐいや竹の器を上手に使ったコーディネート、夏らしく、涼しげで、ちょっと遊び心があるのがポイント。暑い夏を、楽しく過ごす秘訣です。

レッスンでは、扇についてや和食について、浴衣での立ち居振る舞い、そして長物(日傘)の扱い方など、なるほどど思う事や、知らなかったマナーなど、楽しくレッスンしました。
マナーにも新旧があることをご存知ですか?マナー自体学ぶことの少ない昨今、古いマナーを学ぶことは、歴史や文化はもちろん、古典にも触れた気分ですね。とても興味深く、また学生の頃の勉強とは違った面白さがあるのではないでしょうか。
何事も、知識として知っていることがいかに大切か学びましたね。

上と下、花を変えてのテーブルです。今回のレッスンは、2週にわたって行われた為、このように花を変えて楽しむことが出来ました。

上は、直線のラインをいかした、大胆で涼しげな花、下は曲線と垂れ下がる葉を柳のようなイメージで作った花。
どちらもそれぞれに「和」を感じられるのがお花屋さんの力でしょうね。


ティータイムの紅茶は、ヌワラエリアのアイスティです。
お菓子は、Fete a la Maison初めての試み、「和菓子」です。吉野の本くず粉を使用したお菓子は「夏の縁」と名づけました。
日本の文化の素晴らしさを感じたこの日、私の好きな日本語「縁」という言葉を使った名前を選んだのです。
暑い夏の日に、こうしてテーブル囲うのも何かのご縁ではないか、そしてこれからもいいご縁がありますように・・・という思いを込めて。

お土産にも、3種類の水まんじゅうとヌワラエリアをお持ち帰り頂きました。


最後に、今回参加された皆さん、本当にありがとうございました。浴衣を着ていらして、雰囲気を盛り上げて下さったみなさんにも、本当に感謝致します。

日本の文化を学んだり、マナーを学んだり、最近忘れられているような事を改めて学ぶと、心が洗われるような気持ちになりますね。日常の中ではつい忘れがちではありますが、レッスンの後は心がけて頂きたいなーと思います。

これからも、マナーや歴史や文化を学んで、より魅力的な女性に成長して頂きたいと思います。私たちもこれからもがんばります。