テーブルコーディネートってどんなものだと思いますか?
優雅な趣味?
暇なお金持ちのする事?
一般家庭には必要ないもの?
何を隠そう私もテーブルには全く興味がありませんでした。昔から料理もお菓子作りも紅茶もお酒も大好きだったのに・・・。 ところが今は「テーブル」に対して只ならぬモノを感じ、非常に興味深く見たり聞いたり、実際にやってみたりしている状態です。

なぜ興味を持ったのか・・・あくまでも私の感じた事ですが、テーブルとは
・文化や歴史を学ぶ、知的なものであるということ
・日常的に必要なマナーを身につける、とても身近なものであるということ
・家にあるものを上手く使ったりする、クリエイティブな創作活動であるということ

テーブルコーディネートの経験がない方、数回レッスンに来たことがある方、毎回参加されている方、それぞれに思いは違うと思います。みなさんはどんな風に感じているのでしょうね?


今回は「ヌーベル・ジャポネーゼの夏」、想像できない思いで参加された方も多かった事でしょう。
まずは知的な部分から、日本の文化について学びます。なるほど〜と納得する部分、当たり前すぎて知らなかった部分、忘れていた心、新しい発見の連続でした。
「新感覚和風」がテーマですから、日本にまつわる数字について、またお箸の歴史に触れつつ、和食の時のマナーも説明しました。
そして、クリエイティブな創作活動。スダレをかけたローテーブルや、流行りのスクエアのお皿を使った箱庭。テーブルは透かしの和紙で夜空を、水引で天の川を表現。涼しげで落ち着いた雰囲気ですね。



テーブルレッスンの後は、楽しい紅茶の実習です!
いきなりこんなセパレートティーを作ってもらって、苦戦していた方、なぜか分からないけど、成功した方。みんなでキャーキャー言いながら作りました。

さらに「絶対失敗しないアイスティーの作り方」の実習も、アイスティーが濁ってしまったり、渋くなってしまったり、毎回味が違うなんて経験ありませんか?その訳を全て解決!
みんなでストレートアイスティーを作ったら、綺麗な色、渋みのない紅茶の味と香り。これはみなさん大成功でしたね。

デザートは、ヨーグルトとマンゴのムースケーキ、紅茶のゼリーを添えて。まだ竹の香りが残る器で頂いたら、夏の風が吹いた様な気がしましたね。テーブルや器の魅力を感じて頂けましたか?

意外にも大好評だったのが、ティーシロップ。そのまま舐めた方が、すっきりした甘さで美味しいと言って下さいました♪